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アイテム詳細

山田 和

平凡社

グループ:Book

ランキング:53264

価格:¥ 840

発売日:2008-07-15

通常24時間以内に発送

このページのURLは
http://books.enquetem.com/asin/Books/4582854273/

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カスタマーレビュー

日本酒が飲みたくなった  (2008-10-11)
本屋で何気なくページを開いたら、いきなり酢味噌の上に乗ったシャキシャキのアサツキのお浸しの写真だ。廬山人はとんでもない美食家だったらしいということぐらしか知らなかったので、あまりに単純な料理にちょっと意外な感じがした。

ページをめくれば、赤貝とセリの煮びたし、ナスのゴマ餡かけ、そして鶏がらスープに塩だけをいれて煮込んだ白菜のみの1品。本書はシンプルで美しい30の料理のレシピとそれぞれの料理にまつわる魯山人の逸話からなっている。

魯山人については、この本しか読んでいないので本当のところはよくわからい。けれど、鍋料理は客に手を出させず、魯山人本人が1回で食べきれる分量の肉と野菜類を交互に入れて食べさせるといったような描写が続く。とにかくお客さんの満足した顔をみたくて必死にサーブする姿が想像される(ちょっと押し付けがましいところもあるけど)。納豆茶漬けを作ってみました。魯山人が好きだった1品として食べると、なんだか格別な味がしました。お酒のおつまみのレシピ集として本棚に置いています。料理にまつわる逸話を読みながら今夜の1品を作る・・・おすすめです。

人を喜ばせるとは こんなに大変なことかと  (2008-09-26)
北大路魯山人のレシピを紹介しながら、その美食に迫る

選んだレシピ、山椒が入った文章、山葵が入った分析
著者の山田和の力量が光る

難しい魯山人の表と裏を
文献、仕えた人々、そして著者の父を通し明らかにしていく

紹介するレシピは どれも一見簡単なものばかり
しかし陽炎のような錯覚を覚える
掴まえられそうで、永遠に追いつけない..

感じました
人を喜ばせるとは こんなに大変なことかと
それを生涯貫き通した魯山人は、こんなに熱い人だったのかと

魯山人の美食とは何か?  (2008-08-03)
 著者が書いた「知らざれる魯山人」が大変面白かっただけに本書もすぐに購入した。

 魯山人は書、陶芸、美食で知られる芸術家である。書と陶芸は 現在も魯山人の作品を見ることが出来る。それに対し 美食に関しては 星岡茶寮などの「伝説」は残っているが いかんせん 実際に食べるという行為を通じないと 理解できない面は否めない。
 本書においても それは同じだ。魯山人の考案したレシピを通じて 著者は 魯山人の美食家としての独創性を表現しようとしているが やはり 最終的には食べないことには理解できない点は残る。

 但し それは贅沢な希望というもので 本書が目指した魯山人の「美食」の解明への意気込みは十分買いたい。魯山人は 原材料の価格の高低からかけ離れていたところで 自らの美食を追及した様が見えてくる。貧しく安い材料で 美食を創り上げる「眼力」は 価格という世俗の基準を離れた すがすがしいものであった様が浮かび上がってくる。

 それが本書の徳だ。


 

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