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アイテム詳細

小飼 弾

技術評論社

グループ:Book

ランキング:71111

価格:¥ 1,554

ポイント:15 pt

発売日:2008-04-15

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http://books.enquetem.com/asin/Books/477413452X/

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カスタマーレビュー

やはり好きになれない  (2008-09-29)
完全に印象批判なので御容赦下さい。発言の正しさよりも、彼自身の存在の意味に価値があると思うので、多少辛辣な書き方をします。

小飼弾の冗談はつまらないと思うのだが、どうか。それだけで、本棚に置いておきたくない本となってしまう。ブログの文体然り、若者に媚を売るような文章レトリックも嫌い。内容は悪くないので、彼の文体が好きであればいい本であると思う。はてな界隈が大好きであるならば、もっと楽しく読めるであろう。

いいヒゲと悪いヒゲがあるならば、彼はいいヒゲだと思う。例えるなら、サンタクロースの冗談はつまらなくても許せるが、一般のいいヒゲのつまらない冗談は、鼻に付く前に、やるせない気持ちになる。はてなのサービスが嫌いな方(僕もそうであるけれど)は、先ず、あら探しをするような気持ちで読む事になるでしょう。

ただ、彼のセンスでいいなーと思ったのは、彼の発言は一冊の本の中でもコロコロ変わるが、それが許せてしまう何かがある事だ。そして、考え方自体には啓発される事は多い。しかし、冗談がつまらないのが許せなくて、フォローする事が出来ないでいる。

しかし、冗談がつまらないと思って尚、僕がこうしてレビューを書くのは、何故だろう?それは、僕が彼の冗談をつまらないと思っている事自体、誤解であるかも知れない、と僕が思っているからだろう。会ってみれば面白い人なのかも知れない。こう、彼の存在は、言語とか行為を超えた何かがあるかも知れない。少なくとも彼の経歴は、それを寡黙ながら語っているのではないだろうか?

そこまで思いを巡らせると、彼が人気である意味とか、彼を支持しない(僕のように)人の「考え方の意味」が、ぼんやりと見えてくるような気がしてきた。

だが、些細な事を鬼の首を取ったように騒ぎ立て、勝ち誇るという性質・・・。つまり「プロのサブカル屋」の性質というのは、彼に限らず、少なくとも近代以降、連綿とある。「プロのサブカル屋」の意見が、正当な学問知よりも有効であり、本質的であるという構図はもう、崩れていると思うが、どうか。

そして思うのは、やはり彼の意見は好きになれない。僕がどんなに人間好きになろうと不可能である。魂は情熱的であれねばならないだろうが、それをただの言葉にしてしまう「自己啓発の類」とは一線を画したいと思うからだ。

そして何よりも、ネットでの活躍の結果が、商業出版であったり、アルファ・ブロガーであったりするのには違和感を感じるのだ。嫉妬や商業主義の否定ではなく、いち作家のような立場の人のクロスメディア戦略というものに、未来を感じない。せめて戦略そのものに反逆的な、または皮肉的なユーモアを望む。それはないものねだりなのだろうか・・・。クロスメディア戦略は完全な商業の戦略としてはアリだと思うが・・・。つまり本レビューで批判している対象は、実は彼自身では無くて、彼が体現した、そのような現象そのものではないかとも僕自身思う。正直アルファ・ブロガーや人気ホームページの書籍化を書店で発見するのは、辛いのだ。

豪華出演  (2008-08-04)
 まず、出演しているギークが豪華。Larry Wall氏から近藤淳也氏まで、"イマ"を駆けるギークたちが勢揃いしています。個人的に、Matz氏との対談がなかったのが残念でしたが、やはりこのラインナップは文句の言いようがありません。
 中身も非常に濃いものとなっていますが、対談ということで"DanKogaiその人"を見たい方にとっては少々物足りない感じがするはず。本書では、彼は彼らしさを殆どと言っていいほど出していません。メインはインタビュイーなので。
 かと言って、現代のIT事情を勉強するにも専門的すぎて不向きであり、私のような「なんちゃって高校生プログラマ」のような人間にはGoogleがない限りちんぷんかんぷんです。

 しかし、じっくり読めば彼をはじめとするイマのギーク達が何を考え、何をしようとしているのかが自ずとわかってくる一冊。
 DanKogaiファンにとっては、特に必須とは言えないけど、将来役に立つことは間違いないので買って損はないでしょう。

小飼哲学を次回是非お願いします。  (2008-06-09)
弾さんは1969年生まれ。なんと15歳で大検を取っている。
ライブドア問題の時には、かなりメディアに露出していてガンガンと発言していた事を記憶している。
プログラマと言う職種に関して自分は何も知らないいし、「コードを書く」って何?って人種なのだけれど、技術者としての彼の態度は全うだと感じた本である。
それは、技術者だから技術だけ先んじていれば良いと言う態度ではな無いところである。その辺の知的バックグラウンドは弾さん自身のブログでの読書量と書評にも現れている。
本書は卓越したIT技術者(コード書きの人々で良いのかな)との対談をメインに構成されている。脚注も多いのだが、それでも、IT素人の自分には理解が出来ない部分が殆ど。
逆に「はてな」の近藤さん夫妻と小飼夫妻の対談なんかは「生き方」と言う文脈で非常に面白い。
次回は是非ともITが未来をどの様に作るのか、ITは地球を幸せに変えうるのか等を小飼哲学で論じて欲しい。

ギークがギークに会いに行く  (2008-05-02)
「アルファギーク」というのは、「優秀なコンピュータ技術の中でも、先駆者となる人」「最先端のプログラマー」のこと。
 自身も「アルファギーク」を自認する小飼弾氏が、ウェブの世界で先駆的プログラマとして有名な人々をインタビューしたのが本書だ。

 話題が話題だけに、IT業界の人間にしか読まれなさそうな本なのに、それなりの売り上げがあるようだ。小飼弾氏は『404 Blog Not Found』というブログを書いている「アルファブロガー」なので、多くの小飼ファンが買い求めているに違いない。(小飼氏自身も自分で内容紹介のエントリを書いている)

 しかし、本書の内容は徹底的に尖ったエンジニアを相手に書かれており、業界外の人には何が何だか分からない話だろうし、ページ下の注記を読んでますます混乱するかもしれない。

 僕自身はどうかというと、少しは分かった気がする、という読者レベル。受託開発ソフトをとりまとめるSEだったので、あまり最先端の話題に着いていく必要がなかった。枯れた技術を中心にしてソフトウェア作成を行い、少しだけ先進的な取り組みができればうれしい、という立場だった。本書に出てくるような、産業を変化させる力を持つかもしれないエンジニアというのは、遠いあこがれの世界に住む人だ。

 そんなギークたちと対等に対話し、時に逆インタビューされる小飼氏は、ものすごくカッコ良く見える。
 株式会社はてなの近藤社長夫妻と小飼夫妻の夫婦対談や、「きたみりゅうじの小飼弾に逢ってきた」で小飼氏の日常生活や経歴を知ったが、やはり常人ばなれしていた。

 普通の人に真似できない人だし、よい子が真似をしてはいけない人。それが分かったのが本書の一番の収穫かな。

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